何故、自動車の販売シェアーが逆転したのか?

8/3付日本経済新聞に「日米、勝者なき逆転劇」と題する記事が載っていた。石油暴騰により、自動車の売れ行きがバッタリと落ち込む中で、米国市場で新車販売シェアーが日本勢は米国勢を上回ったという記事です。

kabはかつて石油会社で働き、自動車のエンジンオイルの開発に従事したことがあったので、石油と自動車の動向にはいつも注目しています。

もともと自動車を開発し、「T型フォード」という量産車を作ったのはアメリカです。日本は全くの後進国でした。エンジンオイルの性能のランク(SA~SL、CA~CF)付けもアメリカのAPIが規準を決めています。それが、1974年~79年の石油ショック(原油価格が1バーレル数ドルから数十ドルに高騰)の後、燃費よりも馬力と大型化を重要視していた米国車の売れ行きは鈍くなりました。

対米輸出を開始した燃費の良い日本車の販売台数が急激に伸びました。「日本車たたき」が政治問題化しました。そのため日本は、1981年日本車の対米輸出自主規制、1982年ホンダ、米工場稼動等を実行し、さらに1ドル80円の超円高⇒プラザ合意となりました。

そして今、相変わらず燃費が悪いアメリカ車、ことにピックアップ車(大型の貨客兼用車)は全く売れ行き不振となりました。逆に日本車は順調に販売を伸ばし、ついに日米の自動車販売シェアーが逆転したのです。

省エネ・省資源・省力化を達成する企業のみが生き延びれるという時代、と思います。

どうすれば原油暴騰を止められるか!?

1960年(48年前)にOPEC(石油輸出国機構)が創設された。原油価格が1バーレル(約159リットル)1ドル近くまで下落し、国としての存続の危機感から、サウジアラビア、ベネズエラなどが主導して創設した。その後1974年、第一次石油危機まで3~5ドルであった。そして、2003年のアメリカによるイラク攻撃までは、だいたい1バーレル10~40ドルで推移した。

その後に急騰した。1バーレル150ドルまで暴騰したのは、投機マネーが原油等資源に集中しているのがその原因と、Kabも思う。それ故、原油の需給関係の傾向を需要減にさせれば、投機マネーは退散し、原油価格は正常化するであろう。

2008年6月16日号の日経ビジネスで、米リーマン・ブラザースの石油アナリスト、エドワード・モース氏は「今年暮れにかけて石油相場は大幅な調整期を迎える。2009年の平均石油価格を1バーレル=83ドルと予想している」と述べている。

Kabは予想屋ではない。現実の生活者だ。どうすれば、石油暴騰を防げるかを考える。

(1) 徹底して省エネを実行する

幸いに、みつや不動産は「グリーンライン」北山田駅徒歩1分になった。だから、車は使わず電車を使う。東京はむしろ電車(ことに地下鉄)が超便利で、車は要らない。コピー用紙は、両面使う。エアコンはギリギリまで使わない。勿論、G30でゴミの分別を徹底する。

世界の原油の約1/4を消費しているアメリカが省エネを実行するように呼び掛けたい。(アメリカはGDP当たりのの原油消費量は日本の2倍であり、エネルギー効率が悪い。しかし、急激なガソリン高騰によって、すでにアメリカでは、ガソリンをがぶ飲みする大型車はパッタリ売れなくなった。とのことである。)

(2) イラクに平和が来てほしい

原油の確認埋蔵量は1位がサウジアラビア、2位イラン、3位イラク、4位がクェート、5位・6位がロシア・ベネズエラとなっている(BPの統計資料による)。しかし、イラクの原油生産は、イラク爆撃のために停滞している。早くイラクに平和が来てほしい。

(3) 自然のエネルギーを大切にする

地球のエネルギーの起源は太陽である。太陽や風や波という自然のエネルギーを大切にしたい。太陽電池がもっと安く作れ、かつ効率よくなれば、エネルギーを最も消費する夏に太陽電池はフルに稼働してくれる。

LEDの逆バージョンの太陽電池ができないものか。LEDは電気をほとんど無駄なく光に変換してくれる。これの逆バージョンシステムが発明・開発されたら、太陽の光を効率よく電気にかえてくれるはず、とKabは思う。