親子売買を成功させ、損切により、債務を半分以上に減らせ、3階建ての自宅兼工場ビルを娘さんが守りました。

Mさんは横浜総持寺近くに鉄骨造りの3階建ての自宅兼工場のビルを所有して安泰に暮らしていましたが、中国の安い労賃に勝てず、注文が来なくなってしまい、住宅ローンと事業資金のローン(合計9千万年)の返済ができなくなり、破綻寸前になりました。ネットで、何とか引越ししないで、かと言って債務返済を圧倒的に減らせることはできないものか、とパソコンを駆使して調べた結果、Mさんの娘さんが買い戻すことがベストであり、その難しい親子売買はみつや不動産以外にはできないと判断し、弊社に依頼しました。
債権者である市保証協会も県保証協会も土地だけで3,800万円の評価査定をしていました。買い戻す予定の娘さんは理工学系の大学院卒のエンジニアと言っても勤続1年で、ローン金額3,200万円が最高額でした。弊社は現地調査をする中で、屋上から雨漏り、部屋の亀裂(3・11後ひどくなった)の原因が、基礎の欠陥であると推定しました。
すみやかに基礎に詳しい一級建築士にきてもらい、精査してもらった結果、「基礎杭」が全くないこと、そのかわりと言うべき「ベタ基礎」が若干傾いていることが発見されました。再度、3・11規模の地震がくれば倒壊はしないがもっと傾くであろう、との意見でした。
この欠陥と言うべき内容を調査報告書と意見書にまとめ上げ保証協会と交渉し、3,200万円まで損切りの了解をとりつけ、無事に娘さんが買い戻しました。今、Mさんの工場に日本の精密技術が必要とされている仕事が一部戻ってきて、しかも返済すべき債務は9千万円→3,200万円に減り、Mさん一家は再び安泰な生活を送っています。弊社は「大学院を含め、子供には親ができ得る最高の教育の場を与えることが正解だ」と確信しました。